きょうから９月だね。外はまだ３０度を超える暑さだけどねー。さて「女性活躍」と言えば安倍政権の政策だけど、この秋は女性政治家に注目。
　写真右は就任まもない英国のテリーザ・メイ首相。
　ＥＵ残留派ながら離脱が決まったあと英国を率いることになった保守党政治家。
　英国離脱に対するＥＵ主要国の足並みが揃わない中でどう国民を牽引し、英国発の経済危機を引き起こさないようＧ２０などの場で存在感を示していくのか、彼女の手腕にかかるところは大きい。
　そして敬愛する大統領候補、ヒラリー・クリントン前国務長官。バーニー・サンダースやトランプ旋風が示した米国内の不満を緩和できるのかに注目。
　そしてドイツのアンゲラ・メルケル首相。
　東独出身の彼女がドイツ１国を率いて１１年。
　積極的な難民受け入れと財政出動に消極的な姿勢が来年の連邦選挙にどう響くか。
　もともとはライプチヒ大学で物理学を研究した学者。今は遠心力が働きつつあるけど、これを求心力に変えられるかがＥＵ全体の鍵を握る。
　日本で言えば、小池百合子東京都知事と民進党の蓮舫代表代行、それに稲田防衛相の３人。
　小池さんは築地市場移転延期で小池都政のやり方を明確にした。
　今の小池さんは「都民ファースト」を掲げるジャンヌ・ダルクだが、都議会自民との対決は避けられなくなった。築地問題では、最終的にどう判断しても関係者の間で不満が出る。
　蓮舫さんは代表選でかなり有利な戦い。
　ただ野党共闘への立ち位置は蓮舫さんらしからぬ不明瞭さ。
　彼女の場合は小池さんがいた衆院東京１０区への鞍替え話も浮上するがここに若狭勝氏が立てば接戦になる。稲田さんについては次の機会にするけど、女性政治家の秋は面白くなる。（写真：朝日新聞デジタル、ｉｚａ！から引用）