ラグビー日本代表・五郎丸歩選手のＰＧを蹴るときの動作が話題になってる。カンチョーみたいな構え方ね。一連の決まった動作をルーティンと呼ぶ。
　平常心を保つためのものだ。
　普段どおりにやるための動きって必要。
　私の場合は一日の動きが決まっている。人より少し早く出社し、沖縄の米軍基地問題とかその日の動きから１つか２つ軸になるものを決める。（写真：沖縄国際大）
　あす１３日はまさに沖縄の翁長知事の動静と、米大統領選の民主党候補者たちの初の討論会。
　軸を決めてから展開を考えないとニュースを羅列しただけの番組になる。
　ネタが豊富なときも薄いときも一定のクォリティーを保つための儀式のようなもの。
　他のラジオ局の番組とは比較したことがないけど、テレビ報道には絶対負けたくないと思っているので、軸決めは重要。
　全精力を注ぎ込んで番組を終えると退社。
　体の一部をポンと叩いてモードを切り替える。
　ここからは個人の時間。見識を深めようと人に会うこともあるけど、自宅で食事を済ませ、愛車を駆ってジムへという日も多い。
　汗を流したらパソコンに向かう。
　執筆に論文作成など。
　ただ毎日これだと画一的になるので、たまにルーティンを崩してみる。それがルーティンを長続きさせる秘訣。遊ぶときはとことん遊ぶ。きょうはルーティンどおり。明日はちょっと崩す日。