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Oct19

『週刊朝日』のハシシタ・・・ひどい!

『週刊朝日』(10/26号)が掲載した「ハシシタ、奴の本性」という記事、皆さん、読んだ?
 私は過去、ここまで悪意に満ちた、偏向記事を見たことがない。
はしした.jpg 日本維新の会を率いる大阪市の橋下市長の出自がいかにひどいかを、『東電OL殺人事件』などの名著で知られる佐野真一氏ら取材班が書き綴ったものだ。
 言うまでもなく、橋下徹という政治家本人が批判されるならいい。しかし、彼の生まれがどうであろうと、政治家としての資質には全く関係ない。
 私は出版元の朝日新聞出版から、2冊、著書を出している。どの編集者もバランス感覚に優れ、たとえば、元横浜市長の中田宏氏から「出版させて」という依頼があった際などは、「うちは朝日。特定の政治家を応援するような本は出せない」と却下したほど。
維新5.jpg その話を聞いたときは、「さすが朝日」と感心したものだ。
 その朝日が今、苦情への対応で大変な状況になっている。当の橋下さんは、朝日に取材拒否を宣言し、「次号で様子を見る」とコメントしたが、名誉毀損で告訴してもいいのではないか。
 今の政治ジャーナリズムは貧困すぎる。実力がある政治家でも、1つ問題があれば袋だたきにする。
 これを大相撲にたとえれば、「14勝1敗はダメで、全勝しか是としない」と言っているのと同じだ。
 出自がどうであろうと、不倫の1つくらいしていようと、政治家として優秀なら可とすべきなのではないか。
 ちょうどアメリカが、M・ルインスキーとの不適切な関係があっても、実績を残してきたクリントンを許容したように。

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