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Aug22

総選挙は最短で10月7日(大安)

 選挙制度改革をめぐり国会は再び解散モード。自民が提案した「0増5減」ではなく、民主が比例40議席削減と連用制導入を含めた改革で押し切ろうとしているため。
 これで何で解散モードになるのかって? 自民など野党からすれば、「選挙を先送りしたいからややこしい案を押し通そうとしてんだろ? けしからん、不信任だ!」となるから。
自民会見.jpg 先の野田-谷垣会談の中身がどうもよくわからないが、来月8日までに野田総理が解散を口にすれば10月7日投開票、そうでなければ、民主自民ともに代表選と総裁選モードに入るので、解散は秋の臨時国会冒頭で、投開票は11月下旬までずれ込むだろう。
 しかし、今、民主は解散できない。全国300小選挙区のうち71が空白区。候補者を公募しても誰も手を上げず、期間を延長する選挙区もあるテイタラク。
 しかも、前原政調会長は来月21日の代表選までに衆院選マニフェストの素案を作ると言う。このスピードではとても10月選挙は間に合わないね。
自民党2.jpg 民主代表選では鳩山元総理が対抗馬を立て最後の勝負を挑む見通し。自民総裁選でも谷垣下ろしが広がるはず。
 2人にとってベストなのは、それぞれ選挙を乗り切り、代表と総裁に留まったうえで総選挙に突入し、その後は公明も含めた大連立を組んで、第一党になったほうが総理、第二党のトップが副総理というケースか。
 どっちみち、大阪維新の会に相当食われるし、そうでなくても反原発、反消費税、反TPPの声は与野党を超えて大きな勢力になるので、民自公大連立以外、既存政党が安泰でいられる方策はない。
 だとすれば総選挙で「選挙後は○○党と組みます」って有権者に明言しないと詐欺だよね。いずれにしても永田町の夏はこれからだ。

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