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Jan27

愛媛勢のいないセンバツ

「千の風になって」などで知られる歌手の秋川雅史さん(愛媛・小松高卒)に「21世紀枠で小松が出られればいいですね」なんて語っていたのに、愛媛からの選抜はなし。
 宇佐美秀文(前・今治西高監督)さん率いる小松も、21世紀枠の補欠校に辛うじて名を連ねる結果に終わった。
DSCF0859.jpg 選ばれた32校を見ると初出場が8校。全体的には私立校が23校と大半を占めるが、初顔が多いのは勢力図が年々変化している証。
 特に特待生制度に規制がかけられ、リーマンショックで公立校回帰が顕著になったあたりから変化を感じる。
 わがふるさと愛媛も同じ。済美、新田など私立の強豪校の勢いに翳りが出て、松山商、今治西、西条、宇和島東という公立の伝統校に加え、小松、川之石、東温といった全国的には無名のチームが上位に進出するようになった。
 群雄割拠はいいことで、どんどん新顔が甲子園に出てほしいが、愛媛をはじめ四国の場合、いい選手が分散し、甲子園に出ても結果を残せない状態が続いているのは気がかり。
 野球王国・愛媛の出身者としては何とも淋しいセンバツ出場校の決定だが、夏は、左右の2年生好投手を擁する今治西に7年連続の甲子園を目指してもらいたいし、他の県勢にも頑張ってもらいたいと願う。

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