カルロス・ゴーン容疑者の動画発表を見届け、夕方の全国ネット枠のニュース番組のデスクをほぼ仕上げてから早退。また整形外科で注射を打ってもらってきた。
　これ以上長引けば仲間に迷惑をかける。治療に専念すべきだろうし、チーフプロデューサーは降りたい。
　きょうは朝から紙幣一新の話が飛び込んできて大変。
　朝７時には記者たちの取材シフトを変更。
　一万円札に決まった渋沢栄一の地元、埼玉県深谷市。
　そして五千円札の津田梅子が創立した津田塾大学に記者を派遣。細かなニュースは捨てて、ゴーン動画発表と新札、衆院補選の３つに絞った。
　それにしても早稲田大学創立者の大隈重信はお札に縁がない。大隈候は大蔵省で渋沢の先輩。
　津田梅子が留学した岩倉使節団も大隈候が支援したものだ。
　千円札に決まった北里柴三郎は慶應医学部の創設者。
　福沢諭吉でなくなってもまた慶應色かよ。
　ただ政府も考えたものだ。新札に変えれば経済的な波及効果は１兆円を超える。五輪後に落ち込む景気を万博＆新札でカバーできる。
　写真は担当する番組の竹田有里サブキャスター。彼女は津田塾ＯＧ。左脚の痛みで悩まされている私の時代から、フレッシュな竹田さんたちの時代だな。