福岡県と大分県を襲った豪雨。犠牲者や安否不明者の数が増え続けていることに胸を痛めている。私自身、小学生のとき被災してるからね。
　先週の金曜から土日にかけて大分に行った際はピーカンだったのに。自然災害は怖い。
　写真は現地に急きょ派遣した同僚の石森則和記者から送られてきたもの。
　福岡県朝倉市の惨状。
　九州北部３県では１０万人を超える人たちに避難指示が出されている。
　学校も家屋も破壊され経済的な打撃も大きいはず。マスメディアには情報を伝えることしかできないのがもどかしい。
　きのうは担当する番組のキャスターを一喝した。
　早朝から現地へ派遣すべく電話やメールをしているのにそれらに気づかず、携帯電話を持たずに試写会に行っていたから。
　メディアにいる人間自らがもしもに備えることができていないのに、稲田防衛相が肝心なとき省内にいなかった等は批判できまい。
　彼にはキャスターを辞めろと伝えた。
　君を支えている仲間全員に謝罪しろとも。
　ただそれは私自身への戒めでもある。
　あらかじめ日時がわかっている記者会見などへの対応なら誰でもできる。
　まさかの事態が起こったときこそ真価が問われる。言うは易し行うは難し、なんだよなあ。
　さて大分の被害では講演で私を呼んでくれた青年会議所の幹部にいきなりお世話になった。この場を借りて深く御礼を申し上げたい。