大阪の橋下市長が辞職し、出直し市長選で「民意を問う」と言う。文化芸術への補助金や人件費をカットしてきた市長が、６～７億円もかかる選挙を強行する形。
「大阪都構想」は確かに彼の悲願であったろう。構想自体は悪くない。
　ただ、議会運営が行き詰まる度に選挙をやっていたのでは、市の財政はもたず、民主政治は成り立たない。
「大阪都構想」を争点にするなら松井知事も辞めてダブルにするのが筋。
　勝てそうな橋下氏だけ勝負に出て、負けそうな松井氏は引っ込めるというのではケンカ政治が泣く。これで各党が対抗馬擁立をスルーすれば、「信任された」とも胸張って言えなくなるではないか。
　橋下政治も維新の会もこれでおしまい。
　茶髪の風雲児バブルは終わった。
　さあ、きょうは節分。おうちに帰ったら家族で恵方巻食べて「鬼は外」をやって、フィットネスに執筆(≧д≦)。大阪市民の中には「橋下は外～♪」と言いたい人も多いのでは？