提出されれば注目の法案になるのが「カジノ解禁法案」。国際観光産業振興議連の幹事長、自民党の岩屋毅元外務副大臣に取材してきた。
　Ｇ８の中で唯一、カジノが合法化されてないのが日本。
　それが成長戦略や五輪招致の追い風を受け、ようやく法案化へ。実現すれば、数兆円規模の経済効果と雇用増大が見込める。その意味では決して悪くないプロジェクト。
　写真は東京・お台場の遠景。
　カジノ解禁となれば、ここや大阪のりんくうタウン、長崎や宮崎、徳島の鳴門なども名乗りを上げそう。
　もちろん、ギャンブル依存症が増えるのでは、とか、治安悪化を懸念する声は当然ある。
　ただ、私自身、実感して思うのは、ラスベガスの治安は最高に良い。
　スイスのように、依存症になる前に出禁にする国もある。
　シンガポールも国民に入場料を科して無理な賭け事をさせない仕組みを作っているので、こうした歯止めをどうかけていくかに着目したいものだ。