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Aug15

今年の"靖国"も暑かった

 終戦記念日。靖国神社に参拝する閣僚や議員団を取材してきた。(汗まみれだよ~)
 隣にいた某新聞社の記者が語りかけてきた。「毎年毎年、不毛な取材だと思いません?」 私も全く同感。
靖国815.JPG 朝8時すぎに参拝した新藤総務相は、「私的な参拝で外交に影響はない」と言う。
 古屋拉致担当相は「英霊に感謝するため日本人として参拝した」と語った。
 維新の会の石原某に至っては、「当たり前のこと」とだけ言い残して去った。
 おかしな人たちだと思う。「お前は戦争を知らないからだ」とお叱りを受けるかもしれないけど、この人たちの感覚は変。
靖国議員参拝.JPG 外交は、主張すべきは主張し、思いやるべきところは思いやることで成り立つ。
 旧日本軍に蹂躪され、日本名まで名乗らされてきた韓国の方たちから見れば、きょうは光復節(解放記念日)。
 明らかに公的な立場にある人たちの今日の参拝を嫌がる国があるにもかかわらず、写真のように隊列を組んで参拝する議員団に、私は強烈な違和感を覚えた。
メモあわせ.JPG 竹島や尖閣については「わが国の領土」だと主張すべき。
 過去については過去で、他国に最大限配慮しなくてはアジアの友好はない。
 違和感と言えば、官邸の記者も変。
 これが悪名高きメモ合わせの現場。
 こうやって、総理や大臣のコメントを聞き漏らしてないかお互いに確認し合うわけ。こんな互助会状態だから似たような記事が並ぶんだよ。日本は政治もジャーナリズムも感覚が三流。(私?私は四流でちゅ) 

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