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Apr22

えひめ1人旅(2)~好物を狙い食い

 全日空松山線の機内誌で、芥川賞作家、吉田修一さんの旅にまつわるエッセーを読んだ。
 長崎出身の吉田さん、普段は食への執着はないものの、帰省したときは好物だけを狙って食べるんだとか。
oonisi.jpg 私もまさにそう。嫌いなものでなければ、平素は食へのこだわりは全くなし。
 鳥のムネ肉(もも肉はNG)の唐揚げ、エビフライが最高のご馳走(笑)。
 でも故郷(写真は今治の最寄り駅)となると話は違う。
 2泊3日の旅程なら、「晩メシが2回、昼メシは・・・」と計算が立つ。
 その限られた機会は、本当に食べたいものだけで完璧に埋めたくなるのだ。
 貴重な機会を、ラーメンだのピザだの、創作料理だの、東京でも食えるもので満たしてなるか、という思い。
oonishi2.jpg 今治の新鮮な食材が並ぶ「彩菜」。
 ここに行くと、鯛をはじめ、地元の魚介類、野菜、パンなど何でもそろう。
「う、うまそう」と思うのをグッとこらえ、愛媛入りする前から、「昼はココ、夜は・・・」と決めていた店にだけ行くことに。
 他の店には滅多に行かない。
 旧友との飲み会などがあっても、私が決めた店にそれとなく誘ってみる。(これ、結構大変)
 誘導が未遂に終われば、宴席では不自然なほど料理に手を出さず空腹に耐え、会が終わるとダッシュでお目当ての店に駆け込むパターン(笑)。
oonishi3.jpg ちなみに、松山では大街道にある「すし徳」。
 今治では今治街道沿いにある「延喜寿し」。
 この2軒はマスト。穴子入りの巻き寿司が絶品。これを食するために帰ることも。
 他に、今治では昔懐かしい味の「かねと食堂」と今治風焼き鳥の店ぐらいか。
 でも焼き鳥店は、酒嫌いの私、お茶と焼き鳥だけ注文して白い目で見られ、アウェイ感を満喫して以来、足を運んでない(泣)。
 他に美味しい店はたくさんあるんだろうし、きのう書いたように新規開拓もしたいんだけどね。

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