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Apr09

16日(月)発売「週刊東洋経済」に書いたよ!

 首都圏では先週から今週にかけて大学の入学式ラッシュだ。早稲田(右下)や明治などに続き、東大も12日に入学式を実施する。 さて、その東大だが、今年は高校別の合格者に異変が見られる。
早大.jpg きのうラジオ番組でもお話したが、開成、灘、桜蔭・・・といった私立の難関校からの合格者が多いのは当然として、小石川、両国・・・といった公立中高一貫校からの合格者が増えているのだ。
 こうした学校では、海外研修、考えさせる国語、など、私立一貫校顔負けのカリキュラムを組み、2006年の一貫化以降、「公立校復権」に向け進学にも力を注いできた。その成果が目に見える形で出たのだ。
 詳しいことは、16日(月)に発売される「週刊東洋経済」に書いたので、是非、ご一読いただきたい。
hutaba.jpg ただ、そうなってくると、首都圏をはじめ各地で根強い人気を誇ってきた私立の中高一貫校(写真は東京・麹町の雙葉中・高)も手をこまねいてはいられない。
 過去の実績にあぐらをかいていては生徒が集まらないので、新たな「売り」を打ち出す必要に迫られる。これは有名私大の附属系も同じ。
 つまり、公立校の頑張りは私立校にとって何よりのカンフル剤になるということだ。
 来週の「週刊東洋経済」は、そのあたりも特集すると思うので、どんな特集になるのか、執筆者の1人である以上に読者としても楽しみにしている。

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