なかなか国会取材に出かけられない私。そこで、というわけでもないのだけど、自民党の菅原一秀衆議院議員を番組にお招きした。都議選情報がゲットできた。
　さて、きょうは日本経済新聞の朝刊に拙著の広告が掲載された。大学入試をめぐっては２０２０年を待たず大きく動き出している。
　入試改革自体は理解できるのだが、地方活性化のため東京２３区にある大規模な大学の定員増を認めない文科省の提言は愚策としか言いようがない。
　定員の１．２倍を超える学生を入学させた大学には補助金不交付。そうやって都市部への若者の流入を抑制しても地方創生にはほど遠い。（写真：慶大）
　終戦直後は４５しかなかった大学は１９９０年に５００まで増えた。それが今や７８０校。地方の声に魅力のないＦラン大学を認可してきたツケ。（写真：早大）
　大学誘致で活性化できるほど甘くない。都心の大学を縛るのではなく、既存の地方大学独自の給付型奨学金や留学制度を充実すべき。（写真：上智大）