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Aug16

SEALDsとかき氷

 安全保障関連法や憲法改正に反対し集会を続けてきた学生組織、SEALDs(=シールズ)が解散。写真はラップ調で反対を叫ぶ奥田愛基さんら。
シールズ.jpg 若者でも声を上げれば、主権者意識を覚醒できることを示した点で、その活動は画期的だった。
160812-1.jpg しかし私は彼らをある面で全く評価しない。
 1つは東アジア情勢を考えれば必要な安保法に反対したこと。
 ただそれは考え方の相違で納まる話。
 問題は彼らが新しい形でデモを繰り広げたことによって、ネット情報を鵜呑みにし、深く考えることなく何でも飛びつく人たちを煽動してしまったことだ。
シールズ2.jpg 彼らが主催するデモには、「面白そう」というだけで集まる若者がいかに多かったことか。
シールズ3.jpg メディア人の中には手放しで彼らを持ち上げる人もいるが、負の側面も見ておくべきだ。
xqsT6mh4NS.Uk.3-53403-1-attach-d3.jpg 奥田さんらが1つの方向性を示したことは事実。
 一過性のもので終われば夏場だけ重宝されるかき氷と同じだ。 
 せっかく起こしてきたムーブメントが融けて消えてしまうのはあまりにもったいない。
 SEALDsに続く組織が出てくるのか、そしてその組織はどういう形で主権者にアピールし、政治への意識を目覚めさせていくのかに注目していきたい。
 
 

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