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Dec20

金正日総書記死去に思う

 私用で東京を離れている間に飛び込んできた金正日総書記死去のニュース。東アジアの今後に大きな影響を与えるだけに、後継、正恩氏と張成沢氏ら側近の政権運営には注視が必要なのは言うまでもない。
DSCF2401.jpg 左の写真は今年4月、韓国と北朝鮮の国境である板門店に行ったとき、撮影したものだ。韓国軍側は、総書記死去を受け、早速、国境の警備を強化したそうだが、ソウルから板門店へと至る道路の界隈に見られた軍の基地やトーチカなどは、私が行ったときと一変して緊張体制にあるのだろう。
DSCF2400.jpg 日本や韓国の報道では、金正日総書記が何年もかけて最高指導者に就任したのと対照的に、正恩氏は28歳と若く、表舞台に登場して1年で後を継ぐことに不安視する向きが少なくない。
 朝鮮人民軍をどこまで統率できるか、など不安材料は多々あるが、総書記死去後、2日で発表しているということは、統率がとれている証拠であり、28日とされる総書記葬儀を無事に営むことができれば、当面、大きな乱れは生じないのではないか、と私は見る。

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