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Nov17

世界最大の権力闘争

 米中首脳会談を受けての朝刊見出し。朝日が「応酬3時間半平行線」、読売が「対立構造変わらず」、毎日が「米中、台湾・人権応酬」。
台湾リース.jpg 街にはクリスマス飾りが溢れ、日本は平和だなと思うけれど、きのうの会談は、世界最大の権力闘争が本格化したなという印象。(写真:Newsweek)
台湾米ホワイト.jpg 副大統領と副主席会談当時の思い出の部屋で、バイデンは赤、習近平は青と相手のイメージカラーのネクタイ姿で融和は演出した。
台湾米中ニューズウイーク.jpg しかしバイデンが人権やインド太平洋問題を議題にしても「国内問題」とかわす習近平との間で、下図のとおり歩み寄りは見られなかった。
台湾違い.jpg 覇権を競う首脳同士が会談したこと自体が一種のガードレールであり、ホワイトハウスとしてもそれ以上の成果は望んでいなかったはずだ。(図:産経)
台湾本.jpg 書店をのぞくと、拙著『台湾有事』が「話題の書」の棚に面陳されている。衝突は避けたいが、米中の動きで拙著に関心を寄せてくれる方が増えるとありがたい。
台湾ツリー.jpg 私としては今後も、ラジオ、著書、オンライン記事で米中問題を伝えていく。代表選に出る立憲民主党の方々も現実的な安保政策を掲げてほしいものだ。

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