文化放送９階に設置されている五輪センターでは、メダリストの短冊が増えてきた。前半でこれだから最終的にはかなりの数になるんだろうね。
　唯一、不振だった競泳陣も大橋悠依が２個目の金、本多灯も銀でムードが良くなるはず。
　勝者だけでなく敗者にもドラマがあって、それを含めてどう伝えられるかがメディアの腕の見せ所だ。
　特筆すべきは大橋。
　招集所に向かう直前に平井コーチに「アメリカの２人はメダルを取りたいから緊張してますよね」と語ったそうだ。
　アメリカの選手は最後に力むと見た分析力で気負わず泳いだ結果が金メダル。精神的余裕がラスト５メートルでの逆転につながったと思う。（写真：東京新聞）
　競技は感動ものなのだけど、新型コロナ感染者の急増は深刻。緊急事態宣言下でも３１７７人。
　神奈川県庁に直接取材したら１０５１人。政治への信頼がないから誰が言葉を発しても届かなくなってる。
　せめて抵抗力をと「肉めし」なるものを食べてみたが意味ないか。菅さんもダメ、西村さんや尾身さんの声も聴いてもらえない現状では打つ手がない。