九州を襲った猛烈な雨が岐阜や長野でも被害をもたらしている。写真は岐阜県下呂市。周辺の可児市や中津川市も含め、講演で毎年お邪魔した街がこの有様。
　九州の大牟田もひどい状況。こちらも講演で教育委や学校長の皆さんにお世話になった街。名刺を繰りながら「皆さん、どうしているだろうか」と心配している。
　今は新型コロナで越境を控えているため記者を出せない。現地の局や知人からのレポートで賄っている。（写真：ｉｚａ、読売、ライブドアニュース）
　ただ、どこをつないでも被災された方の声は同じ。独自では中継に出せない中、惨状と今後の雨雲の動きを情報としてどう伝えるかに腐心しているところ。
　もどかしいと言えば香港情勢もそう。きょうは中国が香港に治安機関を設置したが、成立した６６条からなる香港国家維持法にはとんでもない条項がある。
　それが３８条。我々日本人のような外国人でも、香港民主派を応援し中国の体制を批判しようものなら法律が適用されてしまう恐れがあることは伝えておきたい。
　トランプもひどい。秋に学校を再開させるよう州知事に圧力をかけるとか。これらの動きを自分で伝えられないのは何とももどかしい。（写真：朝日）