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May12

愚かだ!検察庁法改正

 検事総長や検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案を含む国家公務員法改正案。衆院でヤマ場を迎えようとしている。知ってのとおり著名人からも大反対の嵐だ。(写真:毎日新聞ほか)
kennsatu3.jpg 民間で定年が延長される中、国家公務員の60歳定年を段階的に65歳にしていく趣旨は反対ではない。良くも悪くも優秀な官僚がダメな政治家を支えている国家においては当然。しかし今やることか?
kennsatu2.jpg さらに問題は、法案に含まれる検察官の63歳から65歳への定年延長だ。中でも検事長などの役職者には内閣や法相が認めればさらに延長できるという部分。政府に都合の良い人事に道を拓けば検察の独立性は揺らぐ。
kennsatu6.jpg もとは今年2月、安倍さん寄りの東京高検・黒川弘務検事長の定年を延長し、検事総長昇進への可能性を残したことだ。国家公務員法を拡大解釈し閣議決定。しかしこの理屈はおかしい。
kennsatu1.jpg 39年前の1981年、当時の鈴木善幸内閣は「検察官には国家公務員法の定年延長規定は適用されない」と答弁している。
 これを安倍さんは簡単に変更したことになる。
 これでは検察の捜査情報を一手に握る黒川氏の権限を維持し、忖度させようとしたと見られても仕方がない。その行為を正当化させようと、野党も賛成している国家公務員の定年延長と抱き合わせ通そうというのは無理すじというものだ。
kennsatu5.jpg ただ写真の黒川氏は検事総長になれても2022年2月で定年。
 法案は成立しても2022年4月施行なので彼の延長が後付けで正当化されたことにはならない。
 であるなら余計にやめるべき。
 今は稲田検事総長ら検察と菅官房長官ら黒川氏シンパの政府とで暗闘している場合ではない。政府は新型コロナの出口戦略と中小企業や個人事業者、そして何より医療従事者への支援にまい進すべきではないか。
kennsatu.jpg 総理お庭番とも形容すべき黒川次期検事総長はまったく期待できない。カジノをめぐる汚職疑惑や河井案里夫妻の選挙違反も、今の稲田体制の間にで膿を出してほしい。そして野党もこんな法案、叩き潰してほしい。

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