辺野古埋め立ての是非を問う沖縄県民投票、事前の予測以上に反対票が７割。４４万人が名護市辺野古の埋め立てにＮＯを示した。（写真：東京新聞ほか）
　県知事選挙などでは争点がいくつもあるが、埋め立てに絞っての投票でこの数字は重い。
　県民投票の実現に動いた大学院生の元山仁士郎さんらも結果には満足なのではないだろうか。
　ただ投票率５２％ということは４８％が投票に行かなかった事実も示している。そこが難しい。
　政府は辺野古埋め立て工事を進める方針。安倍さんと玉城知事が会談してもそこは動かない。
　これでは国と県がこじれるだけ。安倍さんが沖縄を訪問する、玉城さんも白紙にしてから考える、といった動きでもなければ、示された民意は無駄になるばかりだ。