今朝、日テレ系「スッキリ！！」で東大推薦合格者を追っていた。「なぜ今ごろ？」と思ったけど、受験の弊害って相当なものだと改めて思う。
　１点刻みの入試。１発勝負の受験。どんなに子どもたちの自由や個性を奪ってきたことか。何か好きなことを続けられる余裕がないのが今の入試だ。
　アメリカのように調査書とＡＯ型入試で合否が決まる形に変われば、受験のために何かをあきらめたりせず中高生活がおくれるかも。
　たとえば大学院入試だ。院試は語学力と小論文、それに大学時代の成績や面接で選抜される。個性的な人間でも何を学びたいか明確ならＯＫだ。
　だから私でもやりたいことを続けながら京大にもぐりこめた。やりたいことを犠牲にして画一的な入試に翻弄される青春はあまりに気の毒だ。
　東大推薦入試のような筆記＋ＡＯ型（さすがに出願資格がハイレベルだけど）、もしくは院試のようなスタイルを浸透させる一助となりたい。