「政治的な色合いがない式典で良かった...」こう話してくれたのは、筑波大学の永田恭介学長。ＩＯＣのトーマス・バッハ会長に名誉博士号贈呈の式典後。
　筑波の文京キャンパスは朝から多くの報道陣。森会長や小池知事も来たので、「何かあるかも...」と在京メディアが押し寄せたわけ。
　ただ、賢明なバッハ会長は、選手や市民ファーストを掲げ、コストの削減も含め、努めて組織委や都を後押しする姿勢に終始した。
　あては外れたけど、学長とサシでの会話で、森さんが直前に挨拶の中身を変えたこと、バッハ会長の言葉は小池さんを楽にした等、裏話は聞けた。
　その永田学長の写真を撮らせてもらった。学長としては大学の宣伝ができた式典。我々が追う政治色は、近く会場見直し問題で一気に濃くなる。
　それにしても筑波っていいね。学長も構内もいい。不思議と父娘ともに受験で検討したことがないけど、つくばの本部にも行ってみたいな。