７月３１日の東京都知事選特番の準備が完了。開票開始を待たず、ある候補の当選確実が早めに出るという想定で段取りを終えたところ。
　今回の都知事選も政策は二の次。メディアの扱いは小池、増田、鳥越３氏のパフォーマンスが中心。
　他の１８人の中にも見るべき政策を掲げている候補者が何人もいるのに。
　偏った報道と事前の情勢調査が政策論争の芽を摘み、有権者の選択肢を狭めている気がしてならない。
　バカな元知事が「厚化粧」と言えばそれに飛びつき、文春のスクープに便乗するだけでは有権者の目も肥えない。
　有力３氏とは言っても政策を見ると鳥越氏は明らかに勉強不足。
　女性問題は都市伝説としても思いつきの政策には危うさを感じてしまう。
　基本的には小池ＶＳ増田の戦いだと思うけど、私が担当する特番では、関大教授の白石真澄さんらとともに、そういう問題点にも触れていきたいな。
　選挙が終われば次は内閣改造。ある自民首脳曰く「今、解散すると衆院は８０減る」。とすれば衆院選は当分ないから守りの布陣になるな。