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Apr21

涙の熊本地震②

 私はきのう、出発便を再開した阿蘇くまもと空港からANA機で東京に戻った。
 空港内は規制線が張られ、トイレは使えるものの売店も1店舗しか開けてない状態。
mtA5gaYpRYnIU.3-50815-1-attach-d3.jpg 我々報道陣は数日の取材で戻れるけど、被災した皆さんは先の見えない生活が続く。
 どんな言葉で現状を伝えても、本当のところは伝えきれないのが実にもどかしい。
mtA5gaYpRYnIU.3-50813-1-attach-d3.jpg 熊本市内で倒壊したビル。断水地域も多く、温泉が出る公衆浴場には2時間半待ちの列が。
 普通に顔が洗えてお風呂で足を伸ばせる自由すらないのが被災地の真実。
mtA5gaYpRYnIU.3-50811-1-attach-d3.jpg 益城町の状態はもっと深刻。本瓦の家は大半が倒壊。亀裂ができて主な道路は通れない。
「ここは子どもも教職員も全員被災者」...避難所の飯野小学校で校長の声が胸に響いた。
mtA5gaYpRYnIU.3-50812-1-attach-d3.jpg そんな中、深刻なのが空き巣の横行。中には警官の服装をして盗みを働くふとどき者も。
 視察で記念撮影に興じ、自分の食料差し入れを求める内閣府の松本副大臣もカスだけど。
mtA5gaYpRYnIU.3-50814-1-attach-d3.jpg 取材中、唯一顔がほころんだのが、地元で有名な熊本ラーメン「劉」が営業を再開したこと。
 左から援軍の石森則和記者、取材に答えてくれた店長。あったかいラーメン、最高。
mtA5gaYpRYnIU.3-50816-1-attach-d3.jpg 期間中、元文化放送アナで東海大教授の小林寛子さんに自宅への宿泊も含めてお世話になった。
 現地で必要なのはモノより現金。浮いた宿泊費は小遣いをプラスして義援金にしたい。
 

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