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Jun26

安倍政権、揺らぎの始まり

 東京・永田町は曇り空。安倍政権にも雲が垂れ込め始めている。国会を95日延長したとはいえ、お盆や総裁選を差し引けば実質2か月半。
20090723_715011.jpg 安保法制は成立しても農協改革とカジノは厳しい。
 大幅延長で中央アジアの歴訪は延期。
 総裁選を乗り切り、国連総会での渡米した後、内閣改造をしても小幅にするしかない。稲田政調会長を後継者として財務相に起用するか否かだけが焦点。 
001ec94a25c50effdc5d14.jpg さらに自民の長尾敬や大西英男らによる報道規制発言。
 おごる政権与党の大失態だ。
 加えて作家の百田尚樹氏。沖縄の2紙を潰せなんて、著書の不買運動を始めたいくらいの暴言。支持率回復策はモンゴルを介した拉致進展のみ。
src_10767996.jpg 安倍さんにとって痛いのは橋下大阪市長の政界引退表明。
 セガサミーの里美社長らと練ってきた大阪カジノ構想は難しくなった。維新頼みの憲法改正もね。某週刊誌が「もし安倍政権が倒れたら?」のアンケートを始めたのもわかる気がする。
春センバツ4.jpg これらの現象は一強を堅持してきた安倍政権の揺らぎの始まり。拉致の進展を国会がヤマ場を迎える頃にぶつけられるかどうか。(しかし、沖縄だけ、なんで写真が沖縄商学高なんだ? 高校野球好きだから現地で撮ってきたんだもん)
  

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