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May22

規制委の英断と翻弄される地元

 原子力規制委が、敦賀原発2号機の直下に活断層があるとする調査報告書を了承した。これで2号機は廃炉の方向に。
 原発行政が再稼働に傾きつつある中、「ならぬものはならぬ」という判断を下した形。
turuga.jpg 日本原電HPにある地図を見れば、敦賀湾と若狭湾に突き出した半島は、敦賀、美浜、もんじゅ・・・と原発がひしめいていることがわかるでしょ?
 停止が長引くだけでも地元は大変。廃炉となればなおさら。「断層は大丈夫」とのお墨付きで原発を誘致し、今度は危ないからと廃炉にされる・・・翻弄された立場の地元が怒るのは無理ないやね。
 ただ、福島の惨状を見てきた身から言えば、規制委の判断は英断。
はと100.jpg なんて思いながら帰宅する途中で、鳩をつかまえちゃった。
 前にも書いたように、鳥をつかまえさせたら名人。
 盛り上がる娘、何やってんの?的な顔をする妻。
 こんなおバカで平和な生活ができるのも、埼玉には原発がないから。
 福島に電力を依存してきたことを申し訳なく思いつつ、全国的にエネルギーシフトを図るべきだと感じる。
 立地自治体への金銭的配慮をしつつ、「活断層の可能性がある原発は廃炉」がこれからの常道!
 
 

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