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Jan24

今年も進学校人気

 安倍内閣が「教育再生」に向け、教育再生実行会議の初会合を開く中、首都圏の中学受験が、千葉、埼玉を皮切りに、東京や神奈川でもピークを迎えようとしている。
中学受験12.jpg 写真は東京・千代田区にある首都圏屈指の難関、女子学院中。
 2月1日の試験日に向け、現在、出願受付中だ。
 今日は午前中、その中学受験の取材に行ってきたが、前にも述べたように、有名私大の附属校は、早稲田大学高等学院中学部を筆頭に志願者の数が減少。
 MARCH(=明治、青山、立教、中央、法政)の附属校も、軒並み、競争率が低下しそうな気配だ。
中学受験13.jpg 仲良くしていただいている森上教育研究所の森上展安さんにインタビュー取材をさせていただいたけど、①附属校は学費が高い、②震災以降、わざわざ遠隔地にある附属校を受けるという子どもが減少した、というのがその理由。
 2008年9月のリーマンショックによる景気の低迷と、おととし3月の東日本大震災は、受験地図まで塗り替えてしまったということか。おそらく、この傾向は来年も続くだろうなー。
中学受験11.jpg そんな中、人気なのは大学受験に力を入れる進学校。埼玉の栄東、千葉の市川、渋谷幕張などはその典型。
 少子化で大学が広き門になり、「MARCHクラスなら、高い学費を払って附属校に入れなくても、近くにある格安の進学校に入れておけば合格できるだろう」「進学に力を入れている学校なら、あわよくば早慶、いや東大だって狙えるかも」というのが、今どきの保護者の共通した思いなのかもしれない。いずれにしても受験生には健闘を祈りたい。
 さあ、今から永田町で自民党取材。中継車で出かけなくちゃ(汗)
 

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