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May30

野田総理は臆せず進め!

 1時間半にわたって行われた野田-小沢会談は予想どおり決裂。小沢さんは増税反対を改めて鮮明にした。
harekokkai.jpg「大増税の前にやるべきことがあるというのは国民の偽らざる思い」「法案は消費増税ばかりで、一体改革とは言えない」・・・国民の支持は我にあり、とでも言いたげなコメントが、小沢さんからは聞かれた。
 増税は拒否、さりとて解散されても困る小沢Gは、こうして政府と執行部を揺さぶり、秋の代表選挙では、お茶どころのHさんか、古都奈良出身のMさんを候補に担ぎ、勝負を挑む腹か。
 これで野田さんは自民に秋波を送るしかなくなった。自民は近く対案を提出し、解散で手を握ることができれば、増税法案に協力することになろう。
 その条件は、法案は通し、詳細は国民会議で詰め、1年後に実施する、といったあたりではないだろうか。
小沢一郎1.jpg 自民との話し合いの中で、野田さんが解散と総辞職、どちらを選ぶかはまだ見えない。ただ、はっきり言えるのは、日本を「第2のギリシャ」にしないために、消費増税だけはやり遂げるべきということだ。
 野田さんは、故・大平正芳元総理の政治を理想にしている。大平氏の秘書官で娘婿の森田一氏からレクチャーを受けたのは不退転の決意の表れと見る。
 であるなら、民主党政権樹立の立役者であっても小沢さんは切るべき。輿石さんについても、教育長だったDNAからか、党を学級崩壊させないためだけに動く人の顔をいつまで立てるつもりなのか。
 小泉元総理の口癖ではないが、今こそ「臆さずひるまずとらわれず」突き進んでほしい。(ただし、原発再稼動だけは安易に突き進まないでね!)
 

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