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May28

国会事故調、菅前総理への聴取

 昼休みに「週刊東洋経済」(6/18発売号)の取材を受けたあと急に忙しくなった。朝は五月晴れ、午後から一転して雷雨という今日のお天気みたい。
議事堂.jpg 参議院議員会館で始まった国会事故調の菅前総理に対する参考人質疑。
 菅さんは、当時の東電の対応を、「なぜ、海水注入を止めたのか理解できない」などと批判し、「原発の確実な安全性確保は不可能」と本音を吐露した。
 国会事故調の参考人招致については、前に海江田さんも私に、「本当のことを全部話す」と話してくれたが、おそらくそれは菅さんも同じだろう。現地視察の是非、メルトダウンの判断、米軍支援の申し出を拒否した問題など、一部、自分を正当化する場面もあったが、当時の混乱ぶりは理解できた。
東電.jpg 左の写真は東電3Fの記者会見場。東京・新橋駅から徒歩5分の本店は、会見場以外、真っ暗。節電しているのだ。
 我々が入ると、そこかしこに社員が立ち、案内だけでなくチェックで目を光らせる。控室から会見場までの間、列から離れてトイレにでも行こうものなら羽交い絞めにされそう。ホント、嫌な雰囲気。
 国会事故調は、政治家だけでなく、当時の東電トップや担当者も呼ぶべき。原発事故と被害拡大は国の責任であると同時に東電の責任。税金で国有化し、生き長らえさせるだけではダメで、事実をえぐり出し、省庁以上に高飛車な企業体質を変えさせなければ。
 さあ、今日はこれから野田総理と内閣記者会とのインタもある。チェックすべきものが増えてきたぞ~。
 

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