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May27

吉田沙保里が目の前で敗戦

 昼前、いつものように南海放送「木藤たかおの日曜プレスクラブ」に電話出演した後、女子レスリングW杯国別対抗戦を観戦するため、家族で代々木第2体育館へ出かけた。
れす2.jpg そこで目の当たりにしたのが、吉田沙保里(55キロ級)のまさかの敗戦。
 7階級の団体戦はロシアとの決勝。相手のジョロボワは、吉田の仕掛けをうまく利用してポイントを稼ぎ、吉田の連勝を58で止めた。
 負けた吉田は泣きっ放しで、チームとしては優勝した日本も、栄和人監督以下、表彰台で笑顔はなかった。
 先の世界選手権ではラスト3秒でポイントを奪い逆転で9連覇した吉田。緊張がピークに達しても冷静さを失わないのが強みだが、五輪の前哨戦で負けたことが、本番ではプラスになると信じたい。
れす.jpg 右の写真は、会場入口にあったポスター。日本とロシアの決勝は、奇しくもこの浜口京子(72キロ級)と吉田が負けた。
 ただ、48キロ級の小原日登美も63キロ級の伊調馨も決して楽勝とはいかなかった。
 最強ニッポンの4人は相当研究されているので、北京のように「全階級でメダル」を獲得するには、タックルへの入り、場外への押し出し方などさらなる研究が必要になるかも。どんな世界でも、敗戦は、栄光への架け橋になるはず。

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