大人も子供も笑顔になれる社会に 清水克彦公式ホームページ

過去の記事

最新情報

Apr26

小沢氏無罪判決で民主党の漂流が始まる

 小沢被告に無罪判決。元秘書からの報告を小沢氏が了承したことは認定しつつ、東京地裁は、故意の虚偽記載や元秘書との共謀は「立証が十分でない」と結論づけた。
 元秘書の供述証拠が不採用となる中、状況証拠だけで有罪にするには弱く、「灰色ではあるが黒とまでは言い切れない」という判断が下されたわけ。(予想どおり!)
小沢裁判.jpg 写真は判決後の東京地裁前。小沢氏の支持者らが、「無実」「無罪」といった看板を掲げて、主役が法廷を出るのを待っているところに出くわした。(あ~ん、こっちを取材したかったなー)
 しかしこれで民主党は漂流する。輿石幹事長はさっそく党員資格を元に戻すと表明したが、そうなれば、反小沢Gが黙っていないばかりか、来月8日に始まる消費増税法案の審議やTPPも前に進まないだろう。
 小沢氏は、復権⇒消費税とTPPで揺さぶり⇒秋の代表選で勝負、と見込んできたので、「ノーサイドにしましょう」どころか、ここからが政局のキックオフではないか。
内閣府.jpg そんな中、私が取材したのは政府の電力需給検証委員会。もう電力各社にこれ以上の供給力は見込めないので、「今夏、どう節電するか」が議論の中心になってきた。
 今日はこれから、福井県おおい町で原発再稼動に関する住民説明会が開催されるそうだが、原発がなくても電力は何とか大丈夫という結論が、内閣府、経産省、学識経験者、それに電力各社の間でまとまるか、こちらも注目だ。

TOP | 最新情報 | プロフィール | 出版書籍 | リンク
メールはこちら
Copyright © shimizu katsuhiko right reserved.