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Apr03

愛媛に行ってきました~埼玉から愛を込めて~

 今日はものすごい暴風雨だった。電車が止まり帰宅に2時間半かかっちゃった。(あー、疲れた)
 おっと、本日のブログは愛媛に里帰りした話の最終回。それはわが地元、今治の話。近頃、今治が、B級グルメとか、ゆるキャラの「バリィさん」で盛り上がっているらしい。
ばりー.jpg それは結構な話だが、今治の街を歩いていて、写真の「バリィさん」グッズも見かけなければ、B級グルメの「焼豚玉子丼」もついに見かけなかった。
「探し方が悪い」と言われればそれまでだが、「バリィさん」などは松山の空港や道後でしか見当たらず、今治の新しい『売り』のはずのグッズが松山の土産店で見つかる現実に哀しさすら覚えた。
 面白いものを開発してもPR下手だと意味があるまい。たとえば、東京・世田谷の桜新町では至るところに「サザエさん」のキャラクターがあり、埼玉・浦和の街には「レッズ」の旗が翻っているように、外の人間に対してアピールしてこそ名物というものであろう。
いまばり.jpg 相変わらず中心市街地の「今治銀座」もシャッター街。土曜の昼間でこのテイタラク。客足はゼロ。
 前にも述べたが、「買い物や娯楽は郊外にある巨大モール」という街は、高齢者にとってあまりに不便。
 富山市のようにコンパクトシティ化し、近隣の旧町村とはシャトルで結ぶようにしたほうが機能的。「今治銀座」周辺には幸い駐車場は豊富にあるので、車で街に人が集まる仕掛けだってやろうと思えばできる。
 たわむれに市長のマニフェストを見てみたら、4年の任期じゃ到底できない、しかも数値目標やロードマップがないスローガン的な公約がわんさか。
 厳しいことを言うが、これでは今治は進化しない。本四架橋と高速道が生み出すスケールメリットは、ますます県都・松山だけに集中することになるね。
「タオルと造船」という地場産業は大事、ゆるキャラやB級グルメもいいが、コンパクトシティ、タオル生地や島の風量を用いたエネルギーシフト、あるいは何らかの特区構想など、新しい知恵で街を根こそぎ再生させ・・・てほしいなー。
 

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