Apr01
愛媛に行ってきました~必勝!今治西編~
2泊3日で里帰り。南海放送「木藤たかおの日曜プレスクラブ」には久々にスタジオ出演し、皆さんにすっかりお世話になって帰京した。お土産まで頂戴し申し訳ない。
さて、愛媛では春季高校野球大会がたけなわだ。今日で松山商業対宇和島東の決勝カードが確定。
ここに母校・今治西の名がないのは淋しいが、きのう、母校のグラウンドを訪ねてみたら、闘将、大野康哉監督と遭遇。思いがけず話をする機会を得た。
感じのいい方である。試合中、赤いメガホンで選手を激しく鼓舞するイメージとは違い、紳士的で、選手への指導ばかりでなく心づかいまで行き届いているように見える。
今治西は「甲子園出場」を期待される高校なので、負ければ叩かれ、勝っても「厳しすぎる」とか「選手を集めすぎる」などと批判されるが、少し会話しただけで人格者の監督だということがよくわかった。
写真は練習後の今西グラウンド。整地ぶりにグラウンドへの感謝が垣間見える。選手たちも皆、礼儀正しく、帽子を取り、大きな声で私に「こんにちは」と声をかけてくる。
それはどの高校の野球部でもある面同じだが、こうした光景に直面すると、「勝つことも大事だが、野球を通じて人間を鍛える」という当たり前の目的に思い至る。
私たちOBは甲子園出場を期待し、結果だけ見て一喜一憂しがちだ。私などはその典型なのだが、大野監督や選手と出会って、今治西高野球部を誇りに思うと同時に、勝っても負けても今までとは違う視点で応援したくなった。
今夏の愛媛大会も10校前後に甲子園へのチャンスがある戦国大会になる。そんな中、躍動する今西ナインと指揮を執る大野監督に遠くロンドンから声援を送り続けたい。