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Jun19

Dyson(=ダイソン)の羽根なし扇風機購入!

 ラジオ出演が終わり、浦和のロイヤルパインズホテルでランチの後、家電量販店へ。そこで、今話題の、ダイソンの羽根なし扇風機を購入してみた。(うわっ、5万円超ですかぁ)(普通の扇風機の5倍・・って言うか安めのエアコンより高いのでは?) そう思いつつも、デザインの奇抜さとコバルトブルーの美しさに魅せられ、買ってしまった。
 店員さんから「風量を大にすると相当うるさいですよ」「タイマーも付いていませんからね」と説明を受けたものの、話のタネに、と迷うことなく即決!
CAFYPLE4.jpg 帰って組み立ててみた。(なるほどオシャレ)(わが家のインテリアにも合ってる)とご機嫌な私。しかし、店員さんの言ったことは正しかった。風量を大きくすると、ゼロ戦の編隊でもやってきたか?と思うほどノイジーだ。首振り機能はあるけど、タイマーもなければ上下にも動かない。何という低機能!!
 ただ、私は後悔などしていない。この羽根なし扇風機は車で言えばメルセデス、時計で言えばロレックスなのだ。メルセデスもロレックスも、おそらく基本性能では、日本車や国産の時計より大きく優れているというわけではない。
 しかし、メルセデスやロレックスの圧倒的な存在感、それにハンドルを握った瞬間、あるいは手にはめてみた時に感じるクラフトマンシップが、時代を超え、ユーザーたちの心をとらえて離さないのである。
 ダイソンの扇風機もきっとそうなのだ。(そうでないと5万円以上も出したんだから困っちゃう) そう信じながら、猛暑の夏、節電の夏を、こいつとともに乗り切ろう。高機能であることを求め続けてきた結果が、良くも悪くも今の日本だ。たとえ低機能でも、1つでも2つでも他にはない魅力があれば、それでいいんじゃないかな。

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